大谷翔平は打者でも投手でも話題になっていますが今回は投手としての話題、スライダーについての情報です。当初は、ストレートとスプリットの組み合わせがメインでしたがその後スライダーの制球が良くなってきたのか、スライダーの割合が増えてきています。
そのスライダーが凄いということで大リーグでも評判になってきました。日本でも評判だった大谷翔平のスライダー関連の動画や球速などをまとめます。
目次
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大谷翔平のスライダーの動画
2018年5月8日のマリナーズ戦ではスライダー、カーブの割合が増えています。それに伴ってそれまで話題になっていたストレートとスプリット以外にも大谷は凄いと話題になってきました。
大谷のスライダーが2021年に進化?動画でチェック!
大谷のスライダーが進化したとも言われています。あまりにも遠くから曲がってストライクに。ストレートの起動と比較した以下の動画は分かりやすい。ファンからは「魔球だ!」「クレイジー!」「これだけでも見るべき」などの反応が。
Shohei Ohtani, 97mph Fastball (Swinging Strike) & Unfair 82mph Back Door Slider (Backwards K), Overlay.
You can see how far off the plate the slider started. 😯 pic.twitter.com/NmFs2UpMCY
— Rob Friedman (@PitchingNinja) April 27, 2021
大リーグでのスライダーの動画(2018年5月8日マリナーズ戦)
病的(Sick)とまで言われた大谷のスライダーの動画はこちら
Sick day for Ohtani. Best slider command he’s shown this year. #Angels pic.twitter.com/so8d8QJ9kT
— Brent Maguire (@bmags94) May 7, 2018
正面から見た動画はこちら。ストレートかと思いきやどんどん逃げていく感じ。更に実際には沈んでもいるんだよね。
Shohei Ohtani, Filthy 82mph Slider (home plate view). 🤢 pic.twitter.com/ujsvK1SuyL
— Rob Friedman (@PitchingNinja) May 6, 2018
日本でのスライダー動画(楽天・島内など)
日本での大谷のスライダーの動画はこちら。完全にボールと思っていた球がストライクとコールされて唖然とするケースやあまりもの切れ味に楽天の島内が尻もちをついてしまう場面などが見られます。
大谷のスライダーの球速
大谷のスライダーの球速は130km/h程度。ストレートが150km/hを軽く越すので30km/h近い差があります。普通のピッチャーで考えるとストレートとカーブに近い球速差。
打者から見ると球速が遅い上に大きく曲がるのでかなりやっかいでしょう。
ちなみにスライダーの最速は148km/hと言われており、日本球界ならばストレートでも早い部類に入るでしょう。変化球なのに他の投手のストレートと同じスピード。ほんと、とんでもないです。
追記)また2021年にはスライダーも進化しているようです。本人によると2種類のスライダーがあるとのこと。スピードが早いカット寄りのスライダーと、これまで紹介したような曲がりの大きいスライダーの2つ。
オンライン会見で大谷は「ちっちゃくて速い方と、大きく曲がるようなスライダー、どちらもスライダーでもありますし、カットとも言えると思う」と説明
引用元:大谷翔平の球質に変化、18年より球速&回転数アップ 増えた横方向の変化(4月27日日刊スポーツ)
大谷のスライダーの握り方など
2015年の日本時代には「通常はそろえている人さし指と中指を2本の縫い目に沿って開いたもの」とされています。これが当時の大谷翔平にとっては自分にしっくりくる投げやすい握り方だったようです。
これはスライダーで大活躍した伊藤智の「高速スライダー」と同じらしい。ただ伊藤智と言えば登板過多もあり怪我で投げれなくなったので大谷翔平には十分に注意して欲しいところです。
なお大谷は自分流にアレンジすることが多いのでアメリカに来て制球難だったスライダーの握り方も変えている可能性があります。
大谷のスライダーに対する関係者の声
大谷のスライダーが凄いと話題になっていますが野球関係者の間でも絶賛されています。
ブルペンキャッチャー渡部氏の話
日本ハムのブルペンキャッチャー渡部氏によると普通のピッチャーのスライダーは一瞬、ピッチャーの利き腕側にボールが膨らんでそこから曲がってくることが多いらしい。となるとある程度変化球と早めに分かります。
一方で大谷投手のスライダーはストレートと全く同じ軌道からカクンと曲がってくるのだそうです。ストレートと思っていたら急に曲がってびっくりしたという感じでしょうか。確かにバッターは「急に曲がってびっくり」という感じの場面が多いです。右バッターは向かってきたボールを避けようとしたらストライクとコールされて唖然としたという感じ(先の日本時代のスライダー動画)。
伊藤智の「高速スライダー」も直前までストレートと区別が付かないと言われていましたが同じような感じなのかもしれませんが、ただし動画を見ると伊藤智のより変化が大きい感じがします。
日本ハムの鶴岡捕手
日本ハムの正捕手だった鶴岡選手は「反射神経だけで捕球できる限界」と言っているようです。やはりこれもストレートの軌道でいきなり曲がるということを示しているでしょう。
大谷翔平はストレートだけでも脅威、それにスプリットも驚異。更にスライダーとどれをとっても一級品です。
日本ハムの清水捕手
島内が尻もちをついてしまった時の日ハムの清水捕手は「真っ直ぐも160キロ超えてたのですごかったですけど、変化球もすごいなと思った。相手のバッターがのけ反ってるのを初めてみました。僕がのけ反るんじゃなくて、相手バッターがのけ反ってたんで、どんだけ曲がるんだと思いましたね」とも証言しています。
確かに打者がのけぞるってあまり見ないですよね。直球だけでなく変化球も超一流であることの証明でしょう。
大谷のスライダーに対する海外の反応(アメリカ)
大谷のスライダーに対する海外の反応は以下の通り。
「卑劣なスライダー」
「全くもってアンフェアなスライダーを放つ大谷を見よ」
「こりゃ本物だ」
「ストレートが100マイル、更にこのスライダーか。どちからだけでも打てないのに」
「切れが凄い」
「これは打てないよ」
「早くうちの球場にも来てほしいよ」
まとめ
- 大谷のスライダーが話題に
- あまりもの変化にアメリカも騒然
- 球速は130km/h程度、最速は150km/hに近い
- 握り方はスライダーの名手・伊藤智に近い
今回は大谷翔平のスライダーを中心にまとめました。投げてよし、打ってよし、走って良しの大谷翔平ですが投球だけを見てもとんでもない進化を続けているようです。
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