大谷翔平は2024年にエンゼルスからドジャースに移籍しています。
移籍した後の成績がどうなるのか気になるところ。
特に大谷は打撃が凄いのでホームランの数がどうなるのか気になります。
そしてホームランに大きく関係してくるのは球場の大きさです。ドジャースタジアムとエンゼルススタジアムではどちらが大きいのでしょう?
それぞれの球場について調べたので少しずつ下がって確認ください。
目次
スポンサーリンク
ドジャースタジアムとエンゼルススタジアムの広さ比較(面積)
ドジャースタジアムとエンゼルススタジアムの広さを比較をした結果は以下の通り。
球場名 | ドジャースタジアム | エンゼルススタジアム |
面積 | 11,868㎡ | 12,274㎡ |
面積を単純比較するとエンゼルススタジアムの方が広いようです。
となるとドジャースタジアムの方がホームランが出やすいのか?
実はこの面積はファールゾーンなども含めるのでホームランが出やすいのかどうか単純比較することはできません。フェンスまでの距離を考える必要があります。
ドジャースタジアムとエンゼルススタジアムのフェンスまでの距離比較
そこで今度はドジャースタジアムとエンゼルススタジアムのフェンスまでの距離比較をしました。
ドジャースタジアムの方が狭いのでホームランが出やすい?
球場名 | ドジャースタジアム | エンゼルススタジアム |
右翼 | 330ft(100.6m) | 330ft(100.6m) |
右中間 | 385ft(117.3m) | 370ft(112.8m) |
中堅 | 395ft(120.4m) | 400ft(121.9m) |
左中間 | 385ft(117.3m) | 387ft(118.0m) |
左翼 | 330ft(100.6m) | 330ft(100.6m) |
全体的にはエンゼルススタジアムの方がやや広い(ドジャースタジアムの方がやや狭い)。
しかも大谷翔平が良く打つセンター方向に広いので単純に距離だけを見るとドジャースタジアムの方がホームランが出やすいように見えます。
例えば大谷翔平が2024年5月6日に打ったホームランは飛距離125.6メートルという大飛球でしたが以下の動画で分かるようにエンゼルススタジアムだったらホームランになりません(フェンスの高さも考慮に入れて全球場でホームランが出るかどうか判断)。
大谷翔平の9号ホームランは飛距離125.6メートルということでどこの球場でも入るかと思いきや、30球場のうち10球場ではホームランにならないらしい。pic.twitter.com/TBpb3k8dX2
— MLB、大谷翔平ホームラン動画速報など@まめたろう (@mametarotmc) May 5, 2024
エンゼルス球場は右中間が狭いので左打者に有利
ただし右中間はエンゼルススタジアムの方がかなり狭い。球場がちょっといびつな形をしています。左バッター有利の球場と言われています(ドジャースタジアムは左右対称に近い)。
そのため普通の左バッターならばドジャースタジアムよりエンゼルススタジアムの方がホームランが出やすい。とは言え大谷翔平は全方向に打つ打者なのでどうかなと。センターそして左方向のホームランも多いです。
うーん、なかなかに比較は難しい、、、。
これらの結果より単純に広さだけを比較しても、どちらの球場がホームランが出やすいかどうかを比較することはできないと言えそう。
ということで次に直接比較する指標の1つパークファクターを見ていきます。
ドジャースタジアムとエンゼルススタジアムのパークファクターの比較
ドジャースタジアムとエンゼルススタジアムのホームランのパークファクターの比較は以下の通り。
球場名 | ドジャースタジアム | エンゼルススタジアム |
2023年 | 122(2位) | 112(5位) |
2022年 | 126(2位) | 114(4位) |
2021年 | 126(2位) | 107(12位) |
2020年 | 119(2位) | 112(9位) |
2019年 | 111(8位) | 105(14位) |
パークファクターは球場ごとの成績で算出されるデータなので球場比較しやすいデータとされています。
そして、このパークファクターのここ5年のデータによると全体的にドジャースタジアムの方がホームランが出やすいとなっています。
⇒パークデータ(英語サイト)
このパークファクターの結果から、ドジャースタジアムはエンゼルススタジアムとの比較だけでなく、MLB全30の球場の中でもホームランが出やすい球場と言えそうです。これはかなり大谷翔平のホームランが期待できそう!?もしかしたらこのデータも加味してドジャース入りを決めた可能性もあるかもしれませんね。
(ただしこのデータも注意が必要。エンゼルススタジアムは左右非対称なので左バッターのみでのパークファクターを出したら結果は逆になるかも?)
まとめ
今回はドジャースタジアムとエンゼルススタジアムでホームランの出やすさについて比較しました。
- 球場の広さはドジャースタジアムの方が狭い
- フェンスまでの距離はセンターまでの距離がドジャースタジアムの方がやや短い
- パークファクターのデータによるとドジャースタジアムの方がホームランが出やすいように見える
これらのデータから見るとドジャースタジアムの方がホームランが出やすく大谷翔平のホームランは増える可能性がありそう。
ただしこれ以外にもホームランが出やすいかどうかの評価基準はあります。単純比較はできないのであくまでも参考値として考えていただければ幸いです。
スポンサーリンク
コメントを残す