大谷翔平選手が2018年にメジャーに移籍しています。日ハムでの年俸推移も順調でメジャーに行かなかったら年俸はどこまであがろうのだろうと思っていたのでメジャー移籍がちょっと残念。日本球界で年俸推移がどうなるものか見てみたかったところです。
一方で大谷さんはメジャー移籍で年俸がガタ落ちという話も出ていますよね。お金よりも小さい頃からの夢を取ったということなのでしょう。ほんと凄いです。プロになっても大谷翔平選手は野球少年のまま。最高峰の舞台でプレイしたいという気持ちを抑えられなかったのでしょう。
今回はそんな大谷翔平選手の日ハム時代からの年俸推移、そしてメジャー移籍後の年俸についてまとめます。
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大谷翔平選手の年俸推移2021
大谷翔平選手のプロ入りの年俸は以下の通り。2013年の入団時に1500万円というのは高校卒の新人としてはトップクラス。投打にまずまずの成績を収めたということで2014年には倍増の3000万円。
年 | 年齢 | 球団 | 年俸 |
2013年 | 18 | 日ハム | 1500万円 |
2014年 | 19 | 日ハム | 3000万円 |
2015年 | 20 | 日ハム | 1億円 |
2016年 | 21 | 日ハム | 2億円 |
2017年 | 22 | 日ハム | 2億7000万円 |
2018年 | 23 | エンゼルス | 約6000万円? |
2019年 | 24 | エンゼルス | 約7200万円? |
2020年 | 25 | エンゼルス | 約7350万円? |
2021年 | 26 | エンゼルス | 約3億1000万円 |
2022年 | 27 | エンゼルス | 約5億8000万円 |
その後は投手として一流の成績を収め、2016年には年俸2億円を達成。その2016年には打者としても開花し完全に二刀流として成功を収めています。それで2億7千万円まで年俸が上がりました。3億目前というところでエンゼルスに移籍したわけです。
エンゼルスでは最初の3年間の年俸が低いのですが、それは海外の選手がMLBで米国のプロ選手と同格に見なされるには「25歳以上で、かつ自国内でのプロ経験が6年以上」という規定があるためです。
2021年からはその規定に入るため交渉により年俸が決まりました。
日本プロ野球時代の年俸を超えています。2021年、2022年と活躍すれば2023年には伝説的な数字になる可能性もありますね。
大谷翔平の成績推移
大谷翔平選手の成績推移も見ていきましょう。とんでもない成績でそれと共に年俸が上がっていきます。
大谷翔平選手のプロ入り後の成績
大谷翔平選手のプロ入り後の成績は以下の通りです。入団当初から二刀流として活躍したいたのですがやはり最初はふるわず、打率も低かったようです。投手としての成績が2015年までは目立っており成績だけを見る限りでは栗山監督が我慢強く使ったなという印象。
そのかいもあって2016年は打撃も開花。完全に二刀流として認められる成績になっています。
投手 | 打者 | |||||
勝 | 負 | 防御率 | 打率 | 打点 | ホームラン | |
2013 (日ハム) |
3 | 0 | 4.23 | .238 | 20 | 3 |
2014 (日ハム) |
11 | 4 | 2.61 | .274 | 31 | 10 |
2015 (日ハム) |
15 | 5 | 2.24 | .202 | 17 | 5 |
2016 (日ハム) |
10 | 4 | 1.86 | .322 | 67 | 22 |
2017 (日ハム) |
3 | 2 | 3.20 | .332 | 31 | 8 |
2018 (エンゼルス) |
4 | 2 | 3.31 | .285 | 61 | 22 |
2019 (エンゼルス) |
– | – | – | .286 | 62 | 18 |
2020 (エンゼルス) |
0 | 1 | 37.80 | .190 | 24 | 7 |
(2018年の最新成績⇒大谷翔平(エンゼルス)の成績速報2018)
大谷翔平選手のプロ入り後の年俸推移
大谷翔平選手のプロ入りの年俸は以下の通り。2013年の入団時に1500万円というのは高校卒の新人としてはトップクラス。投打にまずまずの成績を収めたということで2014年には倍増の3000万円。
その後は投手として一流の成績を収め、2016年には年俸2億円を達成。その2016年には打者としても開花し完全に二刀流として成功を収めています。それで2億7千万円まで年俸が上がりました。3億目前というところでエンゼルスに移籍したわけです。
エンゼルスでは最初の3年間の年俸が低いのですが、それは海外の選手がMLBで米国のプロ選手と同格に見なされるには「25歳以上で、かつ自国内でのプロ経験が6年以上」という規定があるためです。
2021年からはその規定に入るため交渉により年俸が決まりました。
年 | 年齢 | 球団 | 年俸 |
2013年 | 18 | 日ハム | 1500万円 |
2014年 | 19 | 日ハム | 3000万円 |
2015年 | 20 | 日ハム | 1億円 |
2016年 | 21 | 日ハム | 2億円 |
2017年 | 22 | 日ハム | 2億7000万円 |
2018年 | 23 | エンゼルス | 約6000万円? |
2019年 | 24 | エンゼルス | 約7200万円? |
2020年 | 25 | エンゼルス | 約7350万円? |
2021年 | 26 | エンゼルス | 約3億1000万円 |
2022年 | 27 | エンゼルス | 約5億8000万円 |
それではそれぞれの年の成績と年俸をもう少し詳しく見ていきましょう。
大谷翔平の各年の成績詳細
大谷翔平の各年の成績詳細についてまとめます。
2013年の成績
2013年は大谷翔平のルーキーイヤーの年でした。本当は高卒ですぐに大リーグに行く予定でしたが日ハムの熱意に負けてプロ入りを決意。
結果論になるかもしれませんが、この選択が大谷翔平選手にとって良かったのだろうと思います。いきなり大リーグに行っていたならば高卒ルーキーということで二刀流どころかなかなかメジャーに上げてもらえなかった可能性もあります。
この年の年俸は1500万円。
★打者としての成績
プロ入り初年度の2013年の打者としての成績は新人としてはまずまずという感じでしょう。77試合、打率.238で打点は20です。とは言え打者や投手として専念させたほうが伸びるのでは?という外からの意見も多かった。よく辛抱強く二刀流で使ったと思います。ぱっと見た感じでは三振数が多いですね。
打撃成績 | |
試合 | 77 |
打席 | 204 |
打数 | 189 |
得点 | 14 |
安打 | 45 |
二塁打 | 15 |
三塁打 | 1 |
ホームラン | 3 |
打点 | 20 |
盗塁 | 4 |
盗塁死 | 1 |
犠打 | 0 |
犠飛 | 2 |
四球 | 12 |
敬遠 | 0 |
死球 | 1 |
三振 | 64 |
併殺打 | 3 |
打率 | .238 |
出塁率 | .284 |
長打率 | .376 |
OPS | .660 |
★投手としての成績
プロ入り初年度の2013年の投手としての成績は13登板で3勝0敗防御率4.23でした。新人としてはまずまずの成績。
投手成績 | |
試合数 | 13 |
先発数 | 11 |
完投 | 0 |
完封 | 0 |
無四球 | 0 |
勝利 | 3 |
敗戦 | 0 |
セーブ | 0 |
ホールド | 0 |
勝率 | 1 |
投球回 | 61.2 |
打者 | 274 |
被安打 | 57 |
被本塁打 | 4 |
与四球 | 33 |
奪三振 | 46 |
暴投 | 2 |
ボーク | 0 |
失点 | 30 |
自責点 | 29 |
防御率 | 4.23 |
WHIP | 1.46 |
2014年の成績
2年目の2014年は飛躍しました。打率や打点も上がりプロにアジャストしてきた感じ。投手としても11勝4敗防御率2.61ということで何よりも勝率が高いのが素晴らしい。ホームラン10本と10勝を同時にマークした日本では初めての選手。世界を含めてもベーブ・ルース以来96年ぶりと騒がれました。
この年の年俸は3000万円。投手、野手のどちらか片方だけでも十分にその価値はあります。
★打者としての成績
打者としての成績で目立つのはホームランが前年よりも3倍に増えていること。打率が上がってミスショットが減ったこと。
打撃成績 | |
試合 | 87 |
打席 | 234 |
打数 | 212 |
得点 | 32 |
安打 | 58 |
二塁打 | 17 |
三塁打 | 1 |
ホームラン | 10 |
打点 | 31 |
盗塁 | 1 |
盗塁死 | 0 |
犠打 | 0 |
犠飛 | 1 |
四球 | 21 |
敬遠 | 0 |
死球 | 0 |
三振 | 48 |
併殺打 | 4 |
打率 | 0.274 |
出塁率 | 0.338 |
長打率 | 0.505 |
OPS | 0.842 |
★投手としての成績
投手としての成績は文句のつけようがありません。限られた登板にも関わらず11勝すでにエースクラス。登板を増やせばもっと勝ち星を上げることでしょう。20勝も夢ではない。それだけに投手として専念した方がいいのではという声も多かった。
投手成績 | |
試合数 | 24 |
先発数 | 24 |
完投 | 3 |
完封 | 2 |
無四球 | 0 |
勝利 | 11 |
敗戦 | 4 |
セーブ | 0 |
ホールド | 0 |
勝率 | 0.733 |
投球回 | 155.1 |
打者 | 638 |
被安打 | 125 |
被本塁打 | 7 |
与四球 | 57 |
奪三振 | 179 |
暴投 | 6 |
ボーク | 1 |
失点 | 50 |
自責点 | 45 |
防御率 | 2.61 |
WHIP | 1.17 |
2015年の成績
2015年の大谷選手は投手としての成績がずば抜けて良かった。逆に打者としての成績がふるわず二刀流は限界ではと言う声も多かった。しかしながら栗山監督は3年目までは試行錯誤との年と考えていたらしい。よくぞ辛抱強く使ったと思います。
この年の年俸は1億円。打者としてはふるわなかったものの投手として十分にそれ以上の働きをしたと言えます。
★打者としての成績詳細
ホームランは前年の半分の5本、打率も.202と低迷しました。それでも辛抱強く使った栗山監督はさすが。
打撃成績 | |
試合 | 70 |
打席 | 119 |
打数 | 109 |
得点 | 15 |
安打 | 22 |
二塁打 | 4 |
三塁打 | 0 |
ホームラン | 5 |
打点 | 17 |
盗塁 | 1 |
盗塁死 | 0 |
犠打 | 0 |
犠飛 | 2 |
四球 | 8 |
敬遠 | 1 |
死球 | 0 |
三振 | 43 |
併殺打 | 1 |
打率 | 0.202 |
出塁率 | 0.252 |
長打率 | 0.376 |
OPS | 0.628 |
★投手としての成績詳細
投手としては文句の言いようがない成績を収めました。限られた登板の中での15勝は凄いの一言。勝率も高くこの時点ですでに投手としては超一流ということで間違いないでしょう。
投手成績 | |
試合数 | 22 |
先発数 | 22 |
完投 | 5 |
完封 | 3 |
無四球 | 0 |
勝利 | 15 |
敗戦 | 5 |
セーブ | 0 |
ホールド | 0 |
勝率 | 0.75 |
投球回 | 160.2 |
打者 | 621 |
被安打 | 100 |
被本塁打 | 7 |
与四球 | 46 |
奪三振 | 196 |
暴投 | 9 |
ボーク | 0 |
失点 | 40 |
自責点 | 40 |
防御率 | 2.24 |
WHIP | 0.91 |
2016年の成績
2016年は打者としての才能が大きく開花した年になりました。完全にプロ野球にアジャストした感じ。ホームランも打った瞬間に分かるといった感じの打球が増えたように感じます。投手としての成績も素晴らしく二刀流に懐疑的な人もさすがに納得せざる得ない。
前年度に超一流の投球を見せたことで年俸は倍増の2億円になっていますが、この年もそれ以上の働きをしたと言えるでしょう。
★打者としての成績詳細
打率3割超え、ホームラン22本という超危険な打者に成長。一流の打者と言っても過言ではありません。特に限られた打席の中でホームラン22本というとんでもない数字。主砲の中田が毎試合出て25本ということで「かなり焦った」という話が印象的でした。普通に出場していたら30本は越していた可能性が高いです。
打撃成績 | |
試合 | 104 |
打席 | 382 |
打数 | 323 |
得点 | 65 |
安打 | 104 |
二塁打 | 18 |
三塁打 | 1 |
ホームラン | 22 |
打点 | 67 |
盗塁 | 7 |
盗塁死 | 2 |
犠打 | 0 |
犠飛 | 4 |
四球 | 54 |
敬遠 | 2 |
死球 | 1 |
三振 | 98 |
併殺打 | 7 |
打率 | 0.322 |
出塁率 | 0.416 |
長打率 | 0.588 |
OPS | 1.004 |
★投手としての成績詳細
投手としてもほぼ問題ない数字だと思います。前年度に比べて勝ち星には恵まれていませんがあくまでも勝ち運に恵まれなかっただけ。防御率は15勝した前年よりも良くなって2を切っています。超一流と言えるでしょう。
投手成績 | |
試合数 | 21 |
先発数 | 20 |
完投 | 4 |
完封 | 1 |
無四球 | 1 |
勝利 | 10 |
敗戦 | 4 |
セーブ | 0 |
ホールド | 1 |
勝率 | 0.714 |
投球回 | 140 |
打者 | 548 |
被安打 | 89 |
被本塁打 | 4 |
与四球 | 45 |
奪三振 | 174 |
暴投 | 6 |
ボーク | 0 |
失点 | 33 |
自責点 | 29 |
防御率 | 1.86 |
WHIP | 0.96 |
2017年の成績
2017年は大谷にとって試練の年でもありました。
2016年の日本シリーズで右足首を負傷。回復しないままにWBC強化試合に出場して悪化させてしまったようです。更に開幕して肉離れで長期離脱を余儀なくされました。
一塁への全力疾走が仇となった形でやはり投手として専念した方が良かったのでは?という声も。
年俸は2億7千万円。前年度の活躍を思えば3億超えでもおかしくないと思われしたがそこはお金に無頓着な大谷らしいところ。他の人とのバランスも考えての金額だったと思われます(球団最高年俸の中田が2億8千万円と言われています)。
★打者としての成績詳細
怪我で出遅れたのでホームランや打点は物足りない数字となっていますがそれでも3割超えはさすが。出場すればきっちりと仕事をしているという感じです。
打撃成績 | |
試合 | 65 |
打席 | 231 |
打数 | 202 |
得点 | 24 |
安打 | 67 |
二塁打 | 16 |
三塁打 | 1 |
ホームラン | 8 |
打点 | 31 |
盗塁 | 0 |
盗塁死 | 1 |
犠打 | 0 |
犠飛 | 3 |
四球 | 24 |
敬遠 | 0 |
死球 | 2 |
三振 | 63 |
併殺打 | 0 |
打率 | 0.332 |
出塁率 | 0.403 |
長打率 | 0.54 |
OPS | 0.942 |
★投手としての成績詳細
治療を優先したために投手としての出場はすくなったです。本人としても不本意だったことでしょう。
投手成績 | |
試合 | 5 |
先発 | 5 |
完投 | 1 |
完封 | 1 |
無四球 | 0 |
勝利 | 3 |
敗戦 | 2 |
セーブ | 0 |
ホールド | 0 |
勝率 | 0.6 |
投球回 | 25.1 |
打者 | 105 |
被安打 | 13 |
被本塁打 | 2 |
与四球 | 19 |
奪三振 | 29 |
暴投 | 1 |
ボーク | 0 |
失点 | 9 |
自責点 | 9 |
防御率 | 3.2 |
WHIP | 1.26 |
2018年の成績
2018年の成績は別記事で詳細をまとめているのでそちらで確認ください。
最初の2週間は最高のスタートとなっていますがその後はメジャーの各チームも対策を練ってくるでしょうから楽観はできません。どんどん活躍して欲しいところです。
大谷翔平選手の年俸や成績の推移まとめ
- 2013年からプロ野球、日ハムで二刀流に挑戦
- 2014年には日本人初の10勝10本塁打。翌年の年俸は1億。
- 2015年には15勝で最多勝。限られた登板の中での最多勝は凄すぎる。翌年の年俸は2億に
- 2016年には22本塁打を達成。打者としても一流に。翌年は2億7千万円
- 2017年は怪我で出遅れ不本意な年に。
今回は大谷翔平選手の年俸や成績の推移をまとめました。とんでもない活躍を続けてきた大谷翔平選手ですが2018年からはその活躍の場をメジャーに移しています。メジャーでの活躍も期待したいですね。
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