スプラッシュヒットとは何メートル?これまでに何本出た?

スプラッシュヒット

「スプラッシュヒット」は、特にメジャーリーグベースボール(MLB)において、サンフランシスコ・ジャイアンツの本拠地であるオラクル・パーク(Oracle Park)での場外ホームランに関連する用語です。名物球場での場外ホームランのことだと考えてください。

オラクル・パークは、そのユニークな球場設計により右中間のフェンスの向こうにサンフランシスコ湾が広がっています。この湾は「マッコビー・コーブ(McCovey Cove)」と呼ばれており、ここにボールが飛び込むホームランを「スプラッシュヒット」と呼びます。

それではこの「スプラッシュヒット」について更に詳しく紹介していきます。少しずつ下がって確認ください。

この記事を読むとわかること

■内容■

  • 「スプラッシュヒット」についての詳細
  • 「スプラッシュヒット」に必要な距離
  • 「スプラッシュヒット」の記録
  • ファンにとっての意味

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スプラッシュヒットの概要

「スプラッシュヒット」は先に紹介したようにオラクル・パーク球場において「マッコビー・コーブ(McCovey Cove)」と呼ばれるサンフランシスコ湾この湾に飛び込む場外ホームランのことです。

特にパワーヒッターにとって名誉なものであり、観客やメディアに大きな興奮をもたらします。

右翼への打球になるためオラクル・パークの右打者にとってはかなり難しく左打者の方が達成しやすいと言われています。

オラクルパーク

 

距離と特異性

スプラッシュヒットを記録するためには、ホームプレートからおおよそ400フィート(約122メートル)以上飛ばす必要があります。

具体的には、ライトフェンスまでの距離が最短で約309フィート(約94メートル)であり、そのフェンスを越えてさらに水面まで届くためには追加の距離が必要です。そのため、約400フィート(約122メートル)という数値が一般的に使われます。

2024年5月5日の大谷翔平のホームランは飛距離446フィート(約136メートル)の特大の場外ホームランで飛距離は十分にも思われましたがセンター方向(右中間)だったことでスプラッシュヒットには至りませんでした。球場外の道路までは到達したのであと一歩でした。

 

スプラッシュヒットの記録、何本出た?

オラクル・パークが1993年にオープンして以来、多くのスプラッシュヒットが記録されてきました。

特に有名なのは、ジャイアンツの伝説的な選手、バリー・ボンズによるもので、歴代最多の35本を記録(歴代2位タイのパブロ・サンドバル、ブランドン・ベルトでさえ通算7本)。

2024年5月時点では通算165本のスプラッシュヒットが出ています。そのうちの役5分の1がバリー・ボンズということで本当に凄いですね!

 

スプラッシュヒットの追跡

オラクル・パークでは、スプラッシュヒットを追跡するための掲示板が設置されており、これまでに何本のスプラッシュヒットが記録されたかを表示しています。

ファンや観光客は、この掲示板を楽しみにしており、新たなスプラッシュヒットが出るたびに更新されます。

大谷翔平もこの掲示板の数字に貢献することがあるのでしょうか?期待したいと思います。

 

ファンの反応と文化

スプラッシュヒットは、単なるホームラン以上の意味を持ちます。マッコビー・コーブには、しばしばカヤックや小型ボートに乗ったファンが待ち構えており、ボールが飛び込んでくるのを楽しみにしています。

彼らはボールをキャッチしようと競い合い、その様子がテレビ中継でも紹介されます。これにより、スプラッシュヒットはオラクル・パークならではの独特なエンターテインメントとなっています。

ただし平均で年間6~7本程度ということでなかなかお目にかかることはありません。その理由は強い風が吹いていることで飛距離が伸びないからです。またバリーボンズが引退してしまったこともあってここ最近はその本数が減っています。

 

まとめ

この記事のまとめ

◆内容◆

  • 「スプラッシュヒット」は、オラクル・パークでのホームラン。
  • ボールがサンフランシスコ湾のマッコビー・コーブに飛び込むと、スプラッシュヒットと呼ばれる
  • 飛距離は最低でも400フィート(122m)必要。ただし風があるのでなかなかこの数字を達成できない
  • バリー・ボンズが特に有名なスプラッシュヒッター。
  • ファンにとっては非常にエンターテイメント性が高い現象。

スプラッシュヒットは、野球ファンにとって特別な意味を持つホームランです。

最低でも400フィート(約122m)という飛距離と特異性から、特に記憶に残る場面が多く、オラクル・パークの名物として親しまれています。

野球の技術とエンターテインメントが融合したこの現象は、今後も多くのファンを魅了し続けることでしょう。

大谷翔平がこのスプラッシュヒットを打つことができるのか?そして他の日本人がこのスプラッシュヒットを打つことができるのか?今後も期待したいですね。


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